日ごろの絆が試される⁈ 猛禽類の競技会レポート

ごあいさつ

いつもご愛読ありがとうございます。KTです。

最終回では、猛禽類の競技会のレポートをお送りします。

鷹狩りについてのQ&Aはこちらをご覧ください。https://goo.gl/9kHaCV

フライトフェスタ2018

3月4日の日曜日に千葉県野田市関宿城で16 のフライトフェスタが開催されました。

日本全国から猛禽飼育者、ファンが集まる大きなイベントです。今年はニコニコ動画でも競技のようすが生中継され、ますます注目度が高まっています。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv311232435

日ごろの絆が試されます

競技では、2分間の制限時間内にハヤブサがルアー(疑似餌)を何回攻撃できるかを競います。

ハヤブサのスピードと持久力はもちろん、人間がルアーを操るスキルも重要です。タイミングが合わないと、ハヤブサにルアーを獲られてしまうだけでなく、激突される可能性もあるので、一瞬も気が抜けません。

ハプニング

去年、わたしが競技に出場したとき、ちょっとしたハプニングがありました。フィールドの真ん中に立ち、ハヤブサの目隠しのフードを外します。

いつもならルアーを期待してすぐに飛び立つハヤブサですが、その日はなかなか飛び立ちません。経験から、わたしのハヤブサがなかなか飛び立たないときは、何らかの危険(主に野生の猛禽)があるからだということを知っていました。

制限時間ギリギリで飛び立ったわたしのハヤブサですが、関宿城の屋根に止まってしまいました。

競技のルール上、どこかに止まった時点で失格となりますが、わたしが心配していたのは成績ではなく、ハヤブサの無事でした。

案の定、誰かのタカが逃げているというアナウンスが入ります。

猛禽同士がつかみ合いになってしまう事故を防ぐため、競技に出場しない猛禽はすべて繋がれていなければなりません。

そのタカは逃げてしまったのかフライトさせていたのかはわかりませんが、一歩遅ければほかの猛禽と事故になってしまったでしょう。

大きい猛禽につかまれたら、小型の猛禽は死んでしまいます。同じくらいの体格だったら、双方が死んでしまうこともあります。

自分のハヤブサのもとに駆けつけ、ルアーへ降りてきてくれるまで、生きた心地がしませんでした。逃げていたタカも回収され、競技は再開。

有り難いことに、観客の方が、さっきは危なかったね、大丈夫だった?など気遣ってくれました。

2年目の挑戦

今年のフライトフェスタは晴天に恵まれ、最高気温は20℃を超えました。

寒い地方に住むシロハヤブサの血が入っているわたしのハヤブサにとっては、暖かすぎるコンディションでしたが、2分間休むことなくルアーを追って飛んでくれました。

イベント開始前に、競技に出ない猛禽は安全な場所に退避させるよう、運営側から要請がありましたが、マナーよく応じられていたようで、ほっとしました。

年々人気の高まっている猛禽類ですが、万一扱いを間違えて事故が起きた場合、飼育に支障が出る恐れもあります。参加者、見学者の安全があってこそのイベントです。今後も楽しい機会が続くよう、願っています。

Falconry has taught me the importance of challenging myself.

鷹狩りを通じて、挑戦することの大切さを学びました。

また、たくさんの素晴らしい出会いがありました。

受けた恩を返すために、鷹狩りのマニュアル本の最新版をクラウドファンディングを通じて翻訳出版することに挑戦しています。

フライトフェスタ2018ではたくさんの方々がサウザンブックス社のブースを訪れてくださり、ご支援、応援の言葉をいただきました。

ひとりでも多くの猛禽ファンに役に立つ情報を届けられるよう、引き続き頑張ります。

詳細は以下のURLをご覧ください。

https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/2135

6回にわたる連載にお付き合いいただき、有難うございました。

「こころ♪生きる♪くらし♪」運営部
『私たちの等身大から生きる、現在進行形の暮らし。』

「こころ♪生きる♪くらし♪」は、 自分の「こころ」を満たしながら、 等身大の自分自身から、社会の役に立って「生きる」。 受け継がれてきた日本の美しさや豊かさを現代的にアレンジして「くらし」ていく。 そんなコンセプトで、体現されている人を紹介したり、ヒントをシェアしているサイトです。

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