Erosとは、女の哲学である。Vol.2 ~Erosと向き合い、私という人間を知る~

「こころ♪生きる♪くらし♪」をご覧の皆さま、こんにちは。千葉県でコア服スタイリストをしております、ふぅと申します。

こちらのコラムではErosをテーマとして、Erosを通しての「女性の生き方・あり方」についてお話しをさせていただいております。

Vol.1では、「私自身のErosの捉え方」、「Erosとは原始エネルギーであり、自分の中のErosを解放していくこと=命の在り方を認めることは大切である」というお話をさせていただきました。Vol.2の今回は、Erosと向き合い、私という人間を知る、をテーマとして、私自身の「Erosとの向き合い方」についてお話しをさせていただきたいと思います。

Erosとは、自分を知るためのコミュニケーションツール

Erosと向き合うことは、今の自分や自分の人生と向き合うこと、そして自分という人間を理解する一つの方法だと私は考えています。それに至ったのは、私のこんな経験があったからです。

私は、幼少期に父との関係性をうまく築けなかったことで、常に寂しさや不安を抱え、また、両親にそれらの感情をぶつけた時に、取り合ってもらえなかったことが積み重なっていき、いつしかネガティブな感情を抑える癖がついていました。

そしてその抑えてきた感情たちは、やがて不特定多数の異性と関係を持つなどの性行動に形を変えてゆきました。それは、例えその場限りでも、“私は強く求められている”という実感が、寂しさや不安を満たしてくれるように感じていたからでした。

それでも、多くの男性と関わりを持つことを繰り返していたのは、いつも本当には満たされることがなかったから。一時的に満たされても、すぐに空っぽになってしまう。

私は一体、何がしたいんだろう?
私が本当に欲しいものは何だろう?

という疑問が少しずつ自分の中で大きくなっていきました。それでも、私は自分の気持ちを無視して、自らErosに振り回されるような生き方を続けていました。

すると人生とは面白いもので、自分を無視していると半強制的にサポートが入るようで、家庭も仕事も男性関係も次第に何もかもが立ちゆかなくなっていきました。そうなってようやく、「私の人生ちゃんとしたい!」、つまり、Erosに振り回されている自分とちゃんと向き合おう、と強く思うようになったのです。

自分と向き合う日々の中で、目についた良さそうと思ったことは片端からすべてやっていきました。そうして自分の満たし方を少しずつ理解して実践できるようになると、自分の本当の思いや心の仕組みにも気づくことが出来るようになっていきました。

そして私が本当に欲しいものは、「家族と過ごす穏やかな時間」や、「わくわくするような仕事(働き方)をすること」、「自分からの愛(興味や関心)」であるということに気づきました。

その後、数年間止められなかった性衝動は緩やかに落ち着いていき、自分との意思疎通がきちんと取れるようになると、家族との絆もこれまで以上に深まって、その流れの中で天職に出会うなど、自分の本当に望む生き方がどんどんと形になっていきました。

そんな風に、Erosと向き合うことは、自分の本当の気持ちや願い(私の場合は、Eros以外のことも必要としていることに気づきました)を知る手立てになると私は思うのです。

ですから、どうか自分の中のEros(性的欲求)をなかったことにしたりせずに、時には真剣に向き合ってみて欲しいのです。それはそのまま、自分自身の気持ちや人生を大切にすることに繋がっていくと思うからです。

Erosが教えてくれるもの

「じゃあErosと向き合うって結局、何をするの?」ということでここからは、具体的な方法をお伝えしていきたいと思います^^。

<Erosとの向き合い方>

まずは「私」を主眼として、自分の中の「こうしたい」「こうだといいな」という理想や希望を細かく掘り下げていきます。

例えばこんな風に。
Erosに望むこと:どこに触れて欲しくて、どこに触れて欲しくないのか、どうすれば自分の気持ち良さにたどり着けるのか?など。

これを人生に置き換えてみるとこうなります。

人生に望むこと:どうすれば幸せを感じることができるのか? 服やバスタオルなど、肌触りが良いと感じる生地の質感は? ボディークリームはしっとり派?さらさら派?など^^

他にも……。

Eros:どんな雰囲気  で過ごしたい?? 明るさは? どんな香りがいい?
人生:自分が過ごす空間(住環境)にはどんなインテリアを置きたいのか、どんなテイストにすると機嫌よく過ごせるのか?

Eros:どんなときに幸せと感じる?ドキドキしたい?安心感に包まれたい?
人生:刺激に満ちた毎日を求めているのか、穏やかな日常を安心して過ごしたいのか。

などなど…。

まとめると、Erosと向き合う方法とは、
1.自分の感覚に耳を傾けて
2.本当の望みを掘り起こしていき
3.本当の望み(心地よさなど)の 実現のために出来ることから行動に移してしていく
この1~3の繰り返しです^^。

多くの女性は優しさゆえに、つい相手を優先したり相手を主軸に考えてしまう場面が、Erosに限らず普段の生活の中でも多くあるように感じています。だからこそ、「私」の声を聴く、という意識を持つことがとても大切だと思うのです。

そして、上記のように、Eros(性的行為)に望むことと人生(衣食住など)に望むことはとてもよく似ていることがお分かりいただけると思います。Erosと向き合うことは、どこまでも自分や自分の人生と向き合うことに繋がっているのですね。

Erosと向き合い、私という人間を知る

Erosは、自分という大切な存在に対して、自分自身がどんな扱いをしているか、愛してあげられているか?自分で自分を満たしてあげられているか?ということをあらためて考える機会を与えてくれるものだと思います。

もちろん、Erosと向き合うことだけが人生で唯一大切なこと、というわけではありません 。ですが多かれ少なかれ、そこに「自分という人間」の一端を垣間見ることができるのは、誰しも同じなのではないでしょうか。そしてそのサインを、どうか見逃さないで欲しいのです。

そこには、自分を解放し、「私にとっての喜びとは何か?」を知るヒント、そして、体の底から自分を満たしてくれる【私らしく生きるためのヒント】が必ず詰まっているはずだから―。

あなたの中のErosは、あなたに何を伝えてくれていますか?

次回は、いよいよ本題?の「Erosを通した男女間のコミュニケーション」についてお話しをして参ります。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。また次回、お会いしましょう^^。

 

 

関口扶美子
関口扶美子(ふぅ)
女性のためのパーソナルスタイリングenna∞Moon closet 代表
コア服スタイリスト・女性が繋がりアガるためのイベントenna∞Moon cafe主催
短大卒業後、8年間接客販売の仕事に就く傍ら、2014年よりスタイリストとして活動をスタートする。2016年、パーソナルスタイリングとイベント主催等、女性を笑顔にする活動をテーマにenna∞Moon closetを起業。一児の母。農業しない農家のお嫁さん。
URL:http://www.ennamooncloset.net/
BLOG:http://blog.goo.ne.jp/core_1986

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