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2017-11-23

11/22≪小雪≫~ここ最近の二十四節気・七十二候~

季節。それは、ロボットになくて人間にあるもの。

現代の生きづらさの原因は、人間がロボットのように扱われることにあると感じています。まるで機械の部品みたいに、消費されている私たちの生活とこころ。わたしたち、機械じゃないんだけどなぁ。って思うことありませんか?

ロボットとして生きることがあまりに一般化されているから、疑問に感じることもなく、自分がロボット化していることに気づくことができない。だけどこころは嘘をつけないから、苦しみは抜けない。らくになりたかったら、季節を意識してみることをおススメします♪

これは決してナチュラル系な人「ぶってる」わけではありません。人生を豊かに生きるために必要な現実的手段として、季節を感じることが有効なのです。ロボットは温度を測定することはできても、それと季節を感じることとは別のこと。「寒い」と思うこと=季節を感じていること。ではない!のです(#^.^#)

さて、前置きはこのあたりにして、いま私たちの周りで生きている季節を見てみましょう!

 

◆二十四節気・小雪(しょうせつ) 11/22


本来は雪がちらつき始めるものの、まだ少ない。という意味です。転じて、寒さが進み、わずかながらも雪が降り始める頃という意味。東北や北陸の山間部から初雪の便りが送られてくる頃です。そのかけらが風に運ばれてほかの地域に花びらのように舞い落ちることがありますが、これを「風花(かざはな)」といいます。風花が見られるのは、群馬県や栃木県など北関東限定。雪に限らず雨のこともあり、それらを総称して天泣(てんきゅう)といいます。ロマンチックですね(#^^#)

それでは続いて、5日ごとに進むじかん。七十二候を見てみましょう。

 

◆小雪・初候/虹蔵不見(にじかくれてみえず) 11/22~11/26


雨が少なくなるので、虹も見る機会が減ります。日本海側は初雪がちらつく頃ですが、落雷を伴うことが多いことからこの頃の雷を「雪起こし」と呼ぶそうです。これは、雷が雪を呼ぶ。と考えられたことに起因していますが、古来の人にとって雷は特別な存在だったようです。私たちの主食であるごはん。その稲穂も、雷の光に反応して実ると考えられていたというハナシもあるのです。

11/23は勤労感謝の日になっていますが、もともとは新嘗祭(にいなめさい)といって、収穫の感謝を表すお祭りの日☆その年に収穫した食物を神様へ捧げ、ヒトも同じものを頂くという飛鳥時代から今も続いているお祭りです。

新嘗祭はヒトと神様の交流。勤労感謝の日は働くヒト同士の感謝の気持ちの交流。どちらも大切にしていけたらいいですね(#^^#)

 

 

◆小雪・次候/朔風拂葉(きたかぜこのはをはらう)11/27~12/1


普通の木を枯れ木に見せてしまうことから、この時期の強い風を「木枯らし」と呼ぶ。というお話は前回の「立冬」の回で書かせて頂きました。まさに!その木枯らしが活躍するのがこの時期です。冷たくてイヤ!と思うけれど、余計なものを落とす手伝いをしてくれるのが北風です。人生の中で起こる「イヤ!」な出来事も、次の芽吹きを迎えるために活かすことができるんだよ☆と自然は教えてくれているのだと思います。あらゆることの答えは自然の中にあるって本当だなぁと感じます。

また、神無月(2017年では11/18~1217に当たります)が終わると、出雲大社で縁結びの会議をしていた神様たちが地元へと戻られます。そのため、11/30頃は各地で神迎えのお祭りが行われます。

 

◆小雪・末候/橘始黄(たちばなはじめてきばむ)12/2~12/6


橘は柑橘類の一種で、日本に古くから自生しています。国内の柑橘類で唯一の野生だそうで、常緑樹。冬でも葉が青々としていることから、古来日本人はその実に何か特別なチカラが宿るものと考えていました。すっぱくて食べるには向いていませんが、不老不死の実とも考えられていたようです。橘は、人徳のある奥ゆかしい人を象徴するとして、家紋の図案として好まれました。

話は少し脇道にそれますが、「家紋」にはその家が代々続き繁栄するように。という思いがこもっているそうです。先に神様の会議について書きましたが、その議題が経済や環境汚染についてではなく「縁結び」というところからも、男女が合わさり子孫を残すということの重要性が伺えます。

ロボット化すると、色んなセンサーが鈍ってしまうみたいですが、季節を感じることで、生き物本来の本能や身体機能を取り戻すこともできるなぁと思います。自然はすごいですね(#^^#)☆

さてさて、今回の二十四節気・七十二候はここまでです。いかがでしたでしょうか(#^.^#)?空気が乾燥していますので、風邪など召されませんように、手洗い・うがいを習慣にして、元気に冬を乗り切って下さいね!

お読みくださり、ありがとうございました!

 


【編集後記】

先日、運営部の佐藤さんが「届けた価値と受け取る価値がまっすぐに重なり合う社会へ」という記事を書かれていました。多様化する価値観。お金さえも、そのかたちを変えていく…。どんどん変化していくこの時代に、本当に豊かに生きるため必要なのは、あらゆるものを柔軟に受け入れることのできる精神とマインドです。

冒頭、「寒い」と思うことが=季節を感じることではない。と書きました。それじゃあ季節を感じるって何なのかというと、自然の中に生き方の学びを見出すこと・自然に触れることでこころが動くことなのだと思います。自然は、自分の周りの出来事を柔軟に受け入れること・適応することが本当に上手です。

また、日本には「四季」がある。暑いときには?かき氷♪寒くなったら?おこたでみかん♪変化に合わせて上手に自分の調律をとることを、わたしたちのご先祖様はずっと実践されてきました。外の世界が変わっても、そこに自分を適応させて、変化を楽しみ快適さを維持する知恵が詰まっている文化に生きているのだなぁと感じます。

季節を感じることを、ロボット化せず人間であるための「手段」として考えてしまう自分ってなんか色気ないかも?と思うところもあるのですが、どっこい季節を感じていると色気が出てくるという不思議さ(#^.^#)面白いなぁと思います。

それでは、皆様、どんどんと寒くなる冬ですが、心身の暖をとりつつお互いに生きているここちを感じられる日々でありますように!

 

◆次回UPの二十四節気・七十二候は12/07の「大雪」です。冬が進み、雪が本格的に降る頃の到来です!! 暖をとりつつ、どうぞそれぞれの冬を満喫してお過ごし下さいね!お読みくださりありがとうございました(#^.^#)☆彡

(参考文献:日本の四季と暦、えほん七十二項、日本人のこころ、日本の年中行事、四季の花図鑑)

 

大村真帆(運営部)
埼玉県在住。食育セミナー/「都会暮らしってどうなの?」をテーマにした座談会/こころとからだを感じる新月カフェなどを主催。セラピストとしても活動していましたが、何にでも興味をもってすぐに活動を始めてしまう「自分」を突き詰めるために、1年間の岐阜での移住トライアル生活を選択。孤独をとことん味わって、現在は関東へUターン☆特技は天使の声が聴けること♪2017年のテーマは意識と意図と時間です。
大村真帆(運営部)
埼玉県在住。食育セミナー/「都会暮らしってどうなの?」をテーマにした座談会/こころとからだを感じる新月カフェなどを主催。セラピストとしても活動していましたが、何にでも興味をもってすぐに活動を始めてしまう「自分」を突き詰めるために、1年間の岐阜での移住トライアル生活を選択。孤独をとことん味わって、現在は関東へUターン☆特技は天使の声が聴けること♪2017年のテーマは意識と意図と時間です。
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