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2017-11-20

毎日の暮らしに多様性を♪「ココライフ☆女子部」さんの講演レポート

「多様性」という言葉をよく聞きませんか?
けれども、多様性って抽象的で、大きなお題目☆ではよく聞いても、毎日の自分の暮らしで実感を伴って感じられる機会って少ないのではないでしょうか?

『こころ♪生きる♪くらし♪』も多様性を大切に!と思って編集しているのですが、そもそも「多様性」ってなんだろうなぁ?と思い、『ココライフ☆女子部』の編集長・スタッフさんが登壇されるイベントに先日参加してきました。

『ココライフ☆女子部』さんは、障がいの有無にかかわらず多様なスタッフによってつくられているフリーペーパーです。病院などを中心に配本されています。

ファッション&コスメ情報や恋愛のことなど一人の女性としての関心事が紙面の中心です。パッと見の紙面は、ポップで可愛いのですが、障がい当事者の視点があったり、リアルな声があったりして、とても“共感”しやすいなぁと読んでいて感じます。

そんな『ココライフ☆女子部』さんの講演テーマは「Kawaii(カワイイ)がつなぐ ダイバーシティ&インクルージョン」内容に響くところが多かったので、シェアしますね^^

(画像はhttp://www.co-co.ne.jp/?p=5134より引用させていただきました)

多様性は何のためにある?

多様性って、企業や行政の努力目標として掲げられることが多いように思います。社会の枠組みに当てはまりにくい人も生き生きと暮らしやすいように働きかけよう!というような話が多いと思うんです。

けれども、『ココライフ☆女子部』の編集長元山さんは、「多様性は戦略である」というような話をしていらっしゃいました。

どういうことかと言いますと。

「多様なひとが混ざりあうことで、めんどくさいと感じる。揺らぎが生まれる。でも、そこから新しい価値が生まれる。その価値によって社会が革新していく」とおっしゃっていました。

だから、多様性というのは革新を起こすための手段である、と捉えている。というお話が印象的でした。あくまでもビジョンや目標があって、そのために混ざりあって、揺らぎながらも、価値をつくっていっているということですね。

具体的には、『ココライフ☆女子部』の理事やスタッフは女性だけではなくて男性もいらっしゃるし、障がいの有無も関係ないし、金融出身の人もいればメディア出身の方もいる。様々なバックグランドをもってらっしゃる方々によって紙面をつくっていらっしゃるそうです。

自分の価値を知るための多様性

また、「自分自身の価値を知るためにも、多様性は有効である」というお話もありました。

例えば、聴覚に障がいがあるスタッフさんの話が印象的でした。

その方は、テープ起こしの能力がすごい高いんですね。何倍速とかで聞き取ることができるからテープ起こしが速かったり、声から何人くらいのお客様がいる会場なのか分かったり、うそをついているかどうか、なども分かってしまうんだとか。

でも、その速さやクオリティの高さに気が付いたのは、『ココライフ☆女子部』のスタッフとして働き始めてからなんだそう。それまでは普通のことだと思っていたとのことです。メディア経験者のスタッフから、それすごい能力!価値だよ!と言われて気が付いて、今では、テープ起こしなどを中心として自営で働かれているとのことでした。

自分の世界の多様性

「多様性」って、漠然としたなんだかよさそうなもの、位に捉えていたのですが、現実的に私たちの暮らしに役立つことなんだなぁと改めて感じた講演でした。

自分自身に照らし合わせても、自分と同質性が高い人同士とコミュニケーションするのはとても楽なのですが、自分の価値がかえってよく分からなくなるときもあるなぁと感じています。一方、全く違う価値観の方とコミュニケーションをとると、自分では思ってもみなかった点に価値を見出していただけたりして驚いたり。

とはいえ、じゃあ多様性ね!ということで、いきなり外国の方とコミュニケーションとろう!とかはしなくてもいいと思います。本屋にいくときに普段はいかないカテゴリのコーナーに立ち寄ってみる、ちょっと苦手な親戚付き合いを頑張ってみる、大学生とおしゃべりしてみる。そんな、ちょっとした「多様性」をどうぞ日常に取り入れてみてくださいね。

佐藤美央(運営責任&編集)
京都と東京二拠点生活中。
あなたはどんな未来をつくり、暮らし、生きていきたいですか?「こころ♪生きる♪くらし♪」を通して、多様な暮らしを知ることで、あなたの暮らしに豊かな広がりが生まれたら嬉しいです。
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