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2017-07-09

【column】人に楽しんでいただきながら、ものづくりを仕事にしていくVol.4 “大切な作品に価格をつける”

こんにちは。第4回の寄稿をさせていただきますEsnes Nommoc(エスネス ノモック)です。

詳しい私のプロフィールにつきましては第一回をご覧いただけますと幸いです。
私の記事では、”ものづくりを通して、自分らしさを表現すること”
であったり、
“人に楽しんでいただきながら、ものづくりを仕事にしていくこと”
こんなことをお伝えできたらと思っております。

前回の内容からの続きとなりますが、今回は完成した作品に「価格をつける」という事にフォーカスしていきたいと思います。

大切な作品に価格をつける

さて、作家様が表現した大切な作品。

素晴らしいアイデアと、思い・技術、時間や経験、センス・工夫…

本当に多くのものが詰め込まれた、他にはない作品かと思います。

それをお客様にお届けしていくために、作家様はどのように価格をつけていますでしょうか。

作品には、お手にとっていただきたいお客様にとって「納得していただける価格」をつけていきたいですよね。

価格には…例えば“原材料費”や
“制作・販売・事務にかける時間(人件費)”等が含まれています。

その他に、先にも申し上げましたが作品には
作家様のアイデア・思い・技術、時間や経験・センス・工夫…他にも多くのものが含まれているかと思います。

それらはその作家様しか持っていないもので、作品に反映されることで“付加価値”となるものです。

付加価値は、作品のオリジナリティを上げてくれるので、作品自体が他にはないものとして認識されていきます。

また付加価値は、その価格をお客様に気持ちよく納得していただくための理由の一つにもなります。

ですので、この付加価値の部分は価格をつける上でとても大切な部分です。

“アイデア”も大切な付加価値に

付加価値はクリエイターさんによって違うかと思いますし、なにを付加価値として考えるかは自由です^^

ちなみに、私のブランドであります“Tears&Balloon.”で付加価値へつながると思っているのは“作品に纏わる物語やメッセージ性”です。

一つの作品をお出しするにあたっては、いきなり作り始めて形にできる作家さまもいらっしゃると思います。ですが私の場合、まずは目に見える形にする前に「物語やアイデア」を構想して、整理するというスタンスをとっています。

実はTears&Balloon.では、この物語を紡ぐ時間を本当に大切にし、制作時間よりも長く、じっくりととるようにしています。

物語を考える段階で最低限考えることは

・どんな方に、どんなアクセサリーを手にとっていただきたいのか。
・そこにはどんなメッセージや物語を込めるのか。

その2点を起点に、自分の中のアイデアが出きるまで多くのことを考え、それからラフスケッチに移行していきます。

作品の構想をするにあたって、方法はなんでも大丈夫だと思いますが、私はPCアプリを使って整理しています。
Tears&Balloon.を応援してくださり、一緒に楽しんでくださる方々は、作品の“奥にある部分”や“見えない部分”を感じ取る繊細な感覚をお持ちの方々だと信じているので、この作業は時間をかけ、想いを込めて行います。

※アイデアを広げていく過程にはマインドマップ(考えを広げてまとめるようなツール)アプリを使用。Tears&Balloon.を経営してから現在までの2年以上、毎日必ず行なっている作業の一つです。
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※マインドアップアプリで構想を練ってからのラフスケッチ。しっかり練った構想を、ラフスケッチに反映させていきます。

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※完成品のブローチ。パッケージにはお客様の胸の中に響いてもらえるよう物語性のあるタイトルとメッセージを入れています。
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何を付加価値にするかは作家様それぞれ

もちろん、作品の価格づけには色々な方法があり、また価値観も違うため、正解は一つではありません。付加価値の見つけ方も、ご自分に合った方法がいいかと思います。

ご自分の作品の付加価値や、セールスポイントは何なのか。

もし価格付けに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、付加価値を含めた価格の付け方についても少し考えられてみてはいかがでしょうか。

でも…付加価値を“わかりやすく伝える”には?

素晴らしい付加価値やセールスポイントは持っているけれど、実際お客様に伝えていくのは難しい。そういった方もいらっしゃると思います。

そんな“伝えるのが難しい魅力”は、実際の出展先や、SNSなどでお伝えしていくのはいかがでしょうか。

詳しくは、また次回に書かせていただきたいと思います。

第4回も最後までお読みいただき、本当に有り難うございました。^ ^

 


 

Esnes Nommoc

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クリエイター(神奈川/東京)
Amazonデジタル絵本1位。
2016年東京デザインWEEK100人展選出。
"物語をつれていく" がコンセプトのアクセサリーブランド
"Tears & Balloon."香港・東京・大阪etcで展開。
他ディスプレイ・アートのお仕事等。

2017年は国内をはじめ香港/パリ/台湾/へ出展予定。
作品販売:https://minne.com/@tearsballoon/profile
インスタグラム:https://www.instagram.com/esnes_tears_balloon

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