如月テーマ「愛する」@下弦|「結婚とは何かしら(私の場合)」
約束を交わした2人で暮らす
「結婚」とは、「この先の人生を、共に生きてみましょう(期限なし)」
と約束を交わすこと。
かな?と、感じている結婚6年目の春。
この関係の終わりに期限が無い、という共通認識をもって
男女で暮らすのはとても面白いものです。
ひとつの案件を3年寝かす
例えば、相手に対して「こうしてほしい」という要求が生まれた時。
その時、その場で言う必要はありません。
自然と口からでてくるタイミングを待ってもいいのです。
それは、10分後かもしれないし、3年後かもしれない。
でも、湧き出るまで待っていい。
いくら頭で考えても、
なんとなく、今、
という感覚でつかんだタイミングにはかなわなかった。
私の心と、身体を感じきって
相手の表情に、気配に心を添わせて
今、をつかむ。
2人の関係を無期限で続けてゆく約束をしているからこそ、待てるのだと思います。
自然に口から言葉が出てこないのであれば、今は伝える時じゃない。
つい、口から出てしまったら、それが伝える時。
どんなテキストやメソッドにもない、私と彼だけのベストタイミング。
それをつかんで活かしてゆくのが、2人で生きる日々を愛すること。
愛して、育むこと。
こうして、家族になってゆくのです。
藤野 久美恵
横浜市在住。
主婦。お楽しみクリエーター♪
専門学校桑沢デザイン研究所総合デザイン科卒。/演劇養成所を経て、同期で劇団を旗揚げ(現在は解散)。舞台役者として活動する傍ら、チラシ・チケット・パンフレット等の宣伝美術を手がける。/2011年初夏、夫の転勤に伴い山形へ移住(~2015年春)。編み物講師から手ほどきを受けたことをきっかけに、かぎ針編み・棒針編みの作品づくりを始める。アクリル毛糸で編む『バラたわし』を、イベント出展・リピーターのお客様からの受注製作にて販売。/手編み靴下推進委員会として、「くらしを編む。わたしを編む。」をテーマに、手編み体験イベント『amiami会』を企画・開催中。

『私たちの等身大から生きる、現在進行形の暮らし。』
「こころ♪生きる♪くらし♪」は、 自分の「こころ」を満たしながら、 等身大の自分自身から、社会の役に立って「生きる」。 受け継がれてきた日本の美しさや豊かさを現代的にアレンジして「くらし」ていく。 そんなコンセプトで、体現されている人を紹介したり、ヒントをシェアしているサイトです。
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