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2017-02-04

【column】スペイン旅行記~光と芸術と神様の時間~

はじめまして。土屋綾子と申します。
国内外心惹かれるところを旅することを楽しみに、現在東京の法律事務所のスタッフとして働いています。 今回ご縁をいただいて、昨年秋に旅したスペインのことを書かせていただくことになりました。 ずっと気になっていたスペインは見どころがいっぱいの国。気になるところを踏破したところ毎日長距離移動しながらの旅となりましたが、どこもそれぞれ印象深く…よろしければお付き合いくださいませ。

【バルセロナ~光と芸術と神様の時間~】

始まりはバルセロナ・プラット空港から。大きい夕陽が迎えてくれました。同じ夕陽でもなんだか日本で見るのと違う…?歓迎してくれている気分になります^ ^

バルセロナと言えばかの有名なサグラダファミリアなどガウディの建築。翌日朝一で向かったものの予約していなかったためにサグラダファミリアの内部には入れず…(空いている日は予約なしでも入れるそうです)という失態があったものの、ガウディの建築をメインに巡る観光バスで美しく個性的な建築がたくさん見られました。 オープンエアのバスで巡ると街の空気や降り注ぐ太陽の光をめいっぱい満喫できます。 グエル公園(ガウディ作の大きな住宅地)も光に溢れていて、しばし時を忘れてぼーっとしてみたり。

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ランチはやはりガウディ建築の波打つ美しいアパートメント、カサ・ミラ内のカフェにていただきました。サンドイッチも彩り鮮やかでアートのよう!

あちこち散策してお買い物もちょっぴり、バルセロナは本当に美しい街でした。

そして壊れているのかそれまで機能しなかった観光バスのガイドのイヤホンから突然流れてきた逸話。
完成目指して90年工事が続いているサグラダファミリア。
「いつ完成するのか」と問われたガウディはこう答えたそうです。
「私のクライアント、神様は急いでいない」
神様の時間。ハッとさせられる印象深い言葉でした。
ガウディの生誕100周年の2026に完成することが昨年発表されたサグラダファミリア、内部を見る宿題を残してしまったのでまた近々訪れるつもりです。

【セビージャ~マリア様〜】

スペインの新幹線AVEでバルセロナ・サンツ駅から5時間、赤茶けた大地を横目に南下して10月末なのに30度あるセビージャへ。

ちょっぴりフラメンコをかじっている身として、フラメンコ本場の地ははずせません。

南部のアンダルシア地方では最大の都市とはいえ、バルセロナに比べればこぢんまりとした街。イスラム文化の影響も受けている街並みは独特の美しさです。

スペイン南部はマリア様信仰が強く、至る所でマリア様に遭遇しました。 ちなみにスペインの後立ち寄ったロンドンでもなぜかあちこちにマリア様が登場され、対面する時には人の多いところでも一人になるなど個人的にマリア様の旅でした。不思議ですね。 世界遺産のアルカサル(王宮・規模の小さなアルハンブラ宮殿のようです)やカテドラル(大聖堂)のマリア様。

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お目当てのフラメンコも!
バルに寄り道しつつ、迷子になりそうな路地の入り組んだサンタ・クルス(旧ユダヤ人街)を抜けて老舗のタブラオ(フラメンコを見せる酒場)へ。 夜の街ではあちこちで楽器を演奏したりフラメンコを踊る人がいて、でもカテドラルが中心にどーんとしているので陽気かつ神聖で独特の雰囲気でした。

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【へレス・デ・ラ・フロンテーラ~シェリー!~】

同じくアンダルシア地方の暑いへレス。
お目当てはシェリー!(ワインの一種) シェリーの醸造所で飲み比べをしたり、シェリーの醸造家の元邸宅だったホテルでシェリーとお料理のマリアージュでさらに飲み比べのディナーをいただいたり…堪能しました。 写真は西陽に照らされる醸造所とホテルのベランダから見えた朝陽です。

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【マドリッド~大きなパエリア~】

最後の目的地マドリッド。
この旅で食べられていないパエリアをどうしても食べたい!とガイドブックで遅いランチのできるお店に目星をつけ、飛び込みました。地元の人たちで賑わう活気のあるお店。

ウェイターのおじさんにパエリアを食べたいことを伝えたところ、「2人前からしか出せない!」と断られてしまいました。(今さらですが一人旅です) でも翌日スペインを経つ私、5分程笑わないおじさんと片言のスペイン語、英語とジェスチャーで交渉の上「一人で二人分食べるから!」と約束しオーダーを通してもらいました。

サングリア(果物を漬け込んだワイン)と突き出し?で出てきた山盛りのポテトチップスをつまみながら待っていると、念願のパエリアが登場。想像を絶する大きさ! とはいえ、一口目は魚介の香りがふわーっと口の中で広がり、こちらも想像以上の美味しさ! 夢中で食べ続け、意外に完食できるかも…と思ったのは甘く、1.75人前位はなんとか平らげたものの完食はとてもできませんでした。

が、食べている合間に若いウェイターさんたちが口笛で応援してくれ、おじさんも最後まで笑わないもののグッド!と親指を立ててくれ、帰り際にはチャオ!となぜかイタリア語でサヨナラしてくれたのでした。 実はマドリッドに着いた時、地下鉄のストで日曜だというのに大渋滞、そのおかげでお目当ての美術館も開館時間内に行けず相性の悪いスタートだったのですが、おじさんとのささやかな交流で暖かい気分になれました。 こんな旅先の出会いも記憶に残るものです。

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【旅の楽しみ~食事とホテル~】

ここまで読んでくださった方はお気づきでしょうが、私はかなりの食いしん坊です。
スペインは食いしん坊と大酒飲みにとっては安くて美味しいものがたくさんの天国!一人でも入りやすいバルが点在しています。 今回特に気に入ったバルのタパス二品。 バルセロナのナスのフライ、ハチミツがけとセビージャのトマトとパンのスープ(300円強でかなりのボリューム!)
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そしてホテルも私にとって旅の楽しみの一つ。チェーンで安定感のあるところも安心できますが、その土地ならではのホテルステイはワクワクします。

バルセロナの人気ブーランジェリーが経営しているホテル。朝目覚めるとパンのいい香りが…通勤前のバルセロナっ子たちで賑わっていました。
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セビージャの元邸宅ホテル。エキゾチックなパティオでアメリカ人の方とウェルカムドリンクのシャンパンで乾杯してお姫様気分✴︎

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振り返ってみたら食いしん坊日記になっていますが、スペインの魅力はもちろん食だけではありません。
地形的にも歴史的にも光と影のコントラストが強い国という印象でしたが、旅の間に自分の光と影も浮かび上がる感じがしました。
その旅先によって、自分にも影響が及ぼされるな〜と毎回思います。今年はどこに行ってどんな反応があるか、今から楽しみです。

長くなってしまいましたが、これでおしまい。
お付き合いありがとうございました!

 


綾子
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酉年生まれの30代。神奈川県在住、都内勤務のOL。
お茶やフラメンコなど広く浅く色々楽しんでいますが、一番の趣味は旅行と食べることです。
国内外の美しいものや美味しいものとの出会いに日々幸せを感じています。

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