9月のテーマ「パートナーシップ」@上弦 | デコボコなふたりで、のんびりと“まる”になる。

◆東女に京男 


私たちは結婚6年目の夫婦です。

関東人の私と、関西人の彼。
生活習慣や好みなど、違うところは色々あるだろうなぁ、と想像していたよりもずっと、大したことの無い違いでした。彼も、10年間東京で一人暮らしをしていたので、そのへんはだいぶまぁるくなっていました。

例えば、うどんの汁。
関西では透きとおった黄金色が一般的です。彼いわく、「真っ黒い」関東のうどんのおゆつゆについては、「否定はしないけど、食べられない。」というカタチで折り合いをつけていました。

生きてきた道のりも家族構成も、何もかも違うので、違うところがあって当たり前。
そういう心意気で初めての結婚生活を始めてみたのでした。

そんな毎日の暮らしの中。決して口数の多くはない彼の、あるひと言が気になってきたのです。


◆「なんやそれ」


その日あったことを彼に話したとき。
晩ごはんに何を食べようか話したとき。
次の連休の旅行の行き先を提案したとき…。
他愛ない会話の中で、ふと、
「なんやそれ」
と、返されます。
私は、なんとなーく引っかかって言葉を返せず、そこで会話がおわってしまいます。

「なんやそれ」
と、言われて、最初は流したり気にしないようにしていましたが、やっぱりどうしてもひっかかるので
「なんだか、呆れられているような気がしてイヤだ。悲しい。」
と彼に伝えました。

それ以降、彼は二人の会話で「なんやそれ」と言わなくなりました。

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それから1~2年後。そのことを生粋の関西人の女友達に話したら、「なんやそれ」には、私が受け取ったのとは全く違う意味合いがあることが判明しました。

西のひとにとっては、あいづち。むしろ、愛情表現の一種!とのこと…。

驚きました。素直に言うのをやめた彼に申し訳なくて、その日すぐに
「ごめんね。もう言っていいよ。」と、伝えたら、返ってきた言葉は、

「え?そうだっけ?」

(…えーーーーーーーっ!?ということは、無意識に「なんやそれ」を言わないようにしていたのかぁぁぁ!!)

その日、2度目の大きな驚きでした。

今ではお互い気にすることもなく「なんやそれ」と言っています。


◆デコボコなふたりで、のんびりと“まる”になる。


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2人の違いは大したことない、と思っていましたが、それは、気づいていないだけだったのかもしれません。お互いに、大小さまざまなデコボコを見つけあって、受け容れあいながら、のんびりと2人で“まぁるい夫婦”になっていこうと思います。

 

◆パートナーシップに関するお話会を9/24に開催します。
【event】9/24(土)「~enna∞Moon cafe~ 女神のレシピ♡」

 

 


藤野 久美恵

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横浜市在住。

主婦。お楽しみクリエーター♪

専門学校桑沢デザイン研究所総合デザイン科卒。/演劇養成所を経て、同期で劇団を旗揚げ(現在は解散)。舞台役者として活動する傍ら、チラシ・チケット・パンフレット等の宣伝美術を手がける。/2011年初夏、夫の転勤に伴い山形へ移住(~2015年春)。編み物講師から手ほどきを受けたことをきっかけに、かぎ針編み・棒針編みの作品づくりを始める。アクリル毛糸で編む『バラたわし』を、イベント出展・リピーターのお客様からの受注製作にて販売。/手編み靴下推進委員会として、「くらしを編む。わたしを編む。」をテーマに、手編み体験イベント『amiami会』を企画・開催中。

「こころ♪生きる♪くらし♪」運営部
『私たちの等身大から生きる、現在進行形の暮らし。』

「こころ♪生きる♪くらし♪」は、 自分の「こころ」を満たしながら、 等身大の自分自身から、社会の役に立って「生きる」。 受け継がれてきた日本の美しさや豊かさを現代的にアレンジして「くらし」ていく。 そんなコンセプトで、体現されている人を紹介したり、ヒントをシェアしているサイトです。

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